- 事業部や支店ごとに、微妙に業務フローが違う
- 同じアプリなのに、「ここだけ処理を変えたい」場面が多い
- 組織ごとに画面やアプリを分けるのは管理が大変
こうした課題は、業務アプリを運用していると避けて通れません。
Forguncyでは、組織レベルと条件分岐を組み合わせることで、
1つのアプリの中で、組織ごとに処理を切り替える設計が可能です。
このページでは以下のことがわかります!
- 組織レベルで取得できる情報の考え方
- 条件分岐を使った組織別処理の基本パターン
- 実務でよくある「組織ごとに変えたい処理」の実装イメージ
このページの想定読者
- 複数の事業部・部署で同じForguncyアプリを使いたい方
- 組織差異を理由にアプリが増えてしまっている方
- ロールだけでは表現しきれない業務分岐に悩んでいる方
組織レベルとは何か
「組織レベル」とは、「支店」「部署」「チーム」といったような組織上の区分を意味します。
参考:https://docs.forguncy.com/v10/organizationlevel.html#i-body-content
要は、
- 組織「第一事業部」=組織レベル「事業部」
- 組織「営業部」=組織レベル「部」
といった風に、組織の分類わけを設定する機能です。
組織レベルを設定するとうれしいこと
組織レベルを設定すると、ログインユーザーの所属組織をデータ取得キーワードとして取得できます。
例えば、以下のように、組織レベル「事業部」を設定すると

キーワードで事業部が選択できるようになります。

また、条件分岐コマンドで事業部を選択できるようになります。

組織レベルがない場合に起きること
もし組織レベルという仕組みがなく、
ユーザーの所属組織を「組織そのもの」で参照するとしたらどうなるでしょうか。
例えば、
- 第一事業部
- 営業部
- 第一営業課
- 営業部
に所属しているユーザーがいた場合、
そのユーザーの組織を参照すると、
"第一事業部,営業部,第一営業課"
といった 階層すべてを連結した文字列が取得されることになります。
一見すると情報量が多く便利そうに見えますが、実際に条件分岐や制御に使おうとすると、次のような問題が出てきます。
- 「事業部だけ」「部署だけ」を判定したいのに毎回文字列解析が必要になる
- 組織構成が変わると条件式や判定ロジックをすべて見直す必要がある
- 条件分岐が
"第一事業部,営業部,第一営業課"のような可読性の低い文字列比較になってしまう
結果として、業務ルールは単純なのに、実装だけが複雑になるという状態に陥ってしまいます。
実装してみる
Forguncy Builderの開発時ユーザーアカウント管理で以下のように設定します。


※第一営業部、営業部には所属ユーザーは設定していません。
そして、Forguncy Builderで以下のように設定。


それぞれ取得できていることが確認できます。
まとめ
組織レベルを使わずに所属組織を扱おうとすると、階層が連結された文字列を判定する必要があり、条件分岐や保守が一気に複雑になります。
Forguncyの組織レベルを使えば、事業部・部署といった意味のある単位で組織を参照でき、業務ルールに沿ったシンプルな条件分岐が可能になります。
組織ごとに処理を変えたい場合は、画面やアプリを分ける前に、組織レベル × 条件分岐を活用してみてください。
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