Forguncyのようなノーコードツールは、システム開発のハードルを大きく下げてくれました。 そして近年はAIの進歩により、さらに開発の負担を軽減できるようになってきたと感じています。

今回は、AIと協調しながら開発を進める方法をご紹介します。 皆さんも日々実感されている通り、AIの性能向上は目覚ましく、活用できる領域も急速に広がっています。今後もAIでできることは確実に増えていくと考えられますので、ここでは「現時点での活用範囲」という前提でお読みいただければ幸いです。

このページでは以下のことがわかります!

  • 開発を効率化するためのコツ
  • AIとの協働

このページの想定読者

  • Forguncyを触り始めた人
  • AIを活用して効率化を図りたい人

このページの情報は2026年7月時点の情報で作成しています。

AIを活用したノーコード開発

システム開発には多くの工程があり、想定以上に時間や工数がかかってしまうことも珍しくありません。設計・画面作成・仕様調整など、細かな作業が積み重なるほど負荷は大きくなります。Forguncyのようなノーコードツールの開発であっても例外ではありません。

こうした開発の要所で AIをうまく活用できると、作業のスピードと質を大きく引き上げることができます。 設計のたたき台づくり、画面案の生成、仕様の整理など、AIは「開発の相棒」として非常に心強い存在になります。

今回の記事では、システム開発の中で AIと共同できる具体的なポイント を紹介していきます。 どこでAIが力を発揮するのか、一緒に確認していきましょう。

設計とデザインは結局人が担う領域

ノーコードツールは、プログラミングをほとんど必要とせずにアプリやシステムを構築できる便利な仕組みです。しかし、どれだけツールが進化しても、設計やデザインの根幹部分は依然として人が考える必要があります。

たとえば、画面構成をどうするかを決める作業は、ユーザーの操作性や業務の流れを踏まえて検討する必要があり、意外と時間がかかります。 また、データベース設計は専門性が求められる領域で、テーブル構造やリレーションをどう組むかはノーコードであっても簡単ではありません。

さらに、業務フローを整理してシステムに落とし込む作業も手間がかかります。現場の実態を踏まえながら、どの工程をどの画面や処理に対応させるかを考える必要があるためです。

そして、UIデザインも見逃せません。色使いや配置、ボタンの大きさなど、細かな調整が積み重なることで、気づけば多くの時間を消費してしまいます。

このように、ノーコードツールは「作る」部分を大幅に効率化してくれる一方で、設計とデザインの負荷は依然として人に残り続けるという課題があります。

AIは何を効率化してくれるのか

ノーコード開発では、設計やデザインの“考える作業”がどうしても人に残りがちです。
そこで力を発揮するのがAIです。

AIは、画面構成の案出しやレイアウトの提案、色使いの方向性などを瞬時に提示してくれます。ゼロから悩む必要がなくなるため、初期設計の負荷が大きく減ります。

また、データベース設計でも、必要なテーブル構造や項目案を生成し、どこを簡素化できるかまで示してくれます。専門的な判断が必要な部分をAIが補ってくれることで、設計のスピードと精度が向上します。

さらに、UIデザインの細かな調整もAIが得意とする領域です。ボタン配置や余白の取り方など、時間を取られやすい作業を効率化できます。

つまりAIは、ノーコード開発の中で負荷が大きい 「設計・デザインのたたき台づくり」 を強力に支援してくれる存在です。今回の記事ではデザインの検討を効率化する部分にフォーカスを当てて紹介していきます。

ノーコードで“ざっくり作る” → AIが“デザイナー並みに整える”

ノーコードツールは画面をすぐ形にできる反面、デザイナーではない人が作ると、どうしても見た目が野暮ったくなるという弱点があります。 配置のバランス、余白、色使い──どれも「なんとなく」で作るしかなく、業務画面としては動くけれど、洗練されたUIとは言えません。実は、私にも当てはまっていて、かなり苦労しているところです(お恥ずかしい)。

そこで有効なのが、まずノーコードで雑にプロトタイプを作り、AIに“モダン化デザイン案”を提案させる方法です。

最低限の項目だけ並べた粗い画面でも、AIに渡せば、 「こうすると見やすい」「この配色が現代的」「このレイアウトが直感的」 といった具体的な改善案を一気に提示してくれます。

デザイナーではない人でも、 “ノーコードのスピード × AIのデザイン力” で、短時間でモダンなUIに仕上げられるようになります。

EdgeとChromeを使ったデザイン改善例

多くの人が利用できる環境で事例を紹介したいと思います。今回はWEBブラウザ上のAIに改善案を出してもらいます。

あくまでも一例なので、皆さんの組織のセキュリティルールやポリシーに合わせてAIをご利用ください。

まず前準備として、デバッグをします。EdgeとChromeそれぞれでデバッグしてください。デバッグマークの下の▼マークから選択可能です。

次に、Chrome側の画面で、「Geminiに相談」を選び、プロンプトウィンドウ起動します。デザインを改善してhtmlを出力してほしいというプロンプトを発行し、結果のHTMLファイルをダウンロードしてください。

Edge側も同様に、Copilotとのチャットウィンドウを開き、プロンプトを送付し、htmlファイルをコピーします。

(htmlファイルがダウンロードできなかったため、メモ帳に内容を貼り付けたのち、html拡張子で保存を実施しています。)

比較画像は以下の通りです。

並べてみるとGeminiが提案したデザインは色遣いやレイアウトの作り方を参考にしたいと感じさせられます。

Copilotの提案については、私の送付したプロンプトの通り、モダンなデザインが返ってきています。モダンすぎるという印象ではありますが、私の送付したプロンプトが悪かっただけなので、Copilotが悪いということもありません。実際にオリジナルのレイアウトを維持した形式で提案させると以下のようなデザインが出力されます。

対話を重ねて求めていたデザインに近づけていくというのが大事であり、今回はどちらのAIも改善案を出力できたと考えます。

まとめ:ノーコード × AIで“誰でも見やすいデザイン”を作れる時代へ

ノーコードツールで作った画面は、機能を形にするには十分でも、どうしてもデザインが素朴になりがちです。 特にデザイナーではない人にとって、色使いや余白、配置の調整は悩ましい作業です。

しかし今は、ノーコードで作った画面をそのままAIに渡すだけで、改善案やモダンなデザイン提案を一気に出してくれるようになりました。 「こうすると見やすい」「このレイアウトが直感的」といった具体的な指摘が返ってくるため、短時間で洗練されたUIに仕上げられます。

今回はデザインにフォーカスを当てていますが、別の領域でもAIを活用して効率化できるので、また別の機会で紹介させてください。

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haru

Forguncyをさらに知って、良いアプリを作っていきましょう!

Forguncyに出会った時にこんなに簡単にWEBアプリを作れるツールがあるのかと衝撃を受け、Forguncyアプリ開発のファンになりました。開発ハードル低さや生産性の高さを多くのForgncyの利用者に知ってもらうため、たくさん記事を書いていきます!

これまでサーバー周りからソフト開発まで幅広く実施してきましたが、最近では生成AIやデータ活用に関して調査をしています。良い機会なので社会的関心が高いところとForguncyを絡めた記事を書いていく予定です!