※本記事は2025年5月時点の仕様となります。お試しの際は最新の情報を参考にしてください
前半ではForguncyの準備まで終えているので、ここでは実際にForguncyでどう使っていくかを説明していきます。
このページでは以下のようなことがわかります!
- ForguncyでのAPIの利用方法
- 業務を想定したAPIの利用方法
このページの想定読者
- Forguncyのアプリに生成系AIの機能を組み込んでみたい方
- システムやForguncyの可能性をさらに広げたい方
ForguncyでAPIの機能を使ってみよう
Forguncy側でちゃんと動くかをまず確認していきましょう。
動作確認ではAPIを実行するボタンとAIの回答結果を出力する枠を作ります。
HTTPリクエストの送信コマンドを選択し、以下のように情報を入力していきます。

【入力内容】
①https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/gemini-2.0-flash:generateContent?key=○○○
「○○○○」に前編で取得したAPIを入力します。
②リクエストボディタブ内のJSONを選択
③質問内容をJSON形式で入力
{
"contents": [{
"parts":[{"text": "人気のノーコードツールを教えてください"}]
}]
}
続いて次のコマンドの内容を入力していきます。

①JSONデータ欄に「=result」を入力(result変数に結果のJSONファイルが格納されています。)
②JSONパス内に「candidates.content.parts」を入力(JSONファイル内の回答の該当部をしています。)
③キーに「text」と入力し、セル欄には回答用の場所を設定します
デバッグ画面からボタンを押してみると以下のような画面が出力されます。

業務を想定したAPIの利用方法
機能確認が無事に終われば、Forguncy側と連携させた仕組みに変えていきましょう。
動作確認ではAPIを実行するボタンとAIの回答結果を出力する枠を作ります。
先ほどあまり変わりないですが、新たに質問入力欄を作成しています。

まずは質問実行ボタンのコマンドを見ていきましょう。

①は動作確認と同じ内容を入力します。
②リクエストボディタブではプロパティ設定を選択します。
③JSON形式のデータ送信にチェック
④「<>」ボタンをクリック
すると「JSONクエリ文字列からパース」という画面がポップアップされるため以下のJSONを貼り付けます。
{
"contents": [{
"parts":[{"text": "人気のノーコードツールを教えてください"}]
}]
}

OKを押すとAPIで送信する情報が設定されます。
ここを動的に変更できるように変更していきます。
赤枠の「・・・」をクリックします。

「値の編集」ウィンドウが上がるため、「・・・」を繰り返しクリックしていきます。

質問文が表示される設定まで到達したタイミングで、質問が入力されているF4セルを参照するように設定を変更します。

デバッグして実行すると以下のように動作すると思います。

以上で使い方の説明は終わります。
おわりに
Forguncyでの生成AI活用はまだまだこれからだと思いますが、
使いやすい生成AIやサービスが出てきたときにすぐ動けるように
今から少しづつでも一緒に触っていきましょう。
API機能の利用もいろいろなサービスとのつながりが可能になるので、
興味が湧きましたら是非使っていきましょう!
【著者】

haru
Forguncyをさらに知って、良いアプリを作っていきましょう!
Forguncyに出会った時にこんなに簡単にWEBアプリを作れるツールがあるのかと衝撃を受け、Forguncyアプリ開発のファンになりました。開発ハードル低さや生産性の高さを多くのForgncyの利用者に知ってもらうため、たくさん記事を書いていきます!
これまでサーバー周りからソフト開発まで幅広く実施してきましたが、最近では生成AIやデータ活用に関して調査をしています。良い機会なので社会的関心が高いところとForguncyを絡めた記事を書いていく予定です!