アプリは別だけれども、使用する添付ファイルは同じものを使いたい…という場面に対応するための手順を説明した記事の続きです。
アプリAで入力された添付ファイルを含むデータを、アプリBで参照する。という作りになります。設定方法は前述の記事を参考です!
このページでは以下のことがわかります!
- 複数のアプリで同じ添付ファイルを参照する方法
- サーバー管理ポータル内、「ファイルアップロードパス」の仕組み
このページの想定読者
- Forguncyをもっと使いこなしたい人
- アプリの管理をしてる人
- 添付ファイルをユーザから集めようとしている人
ユーザ用受付アプリの実行(アプリA)
アプリAを発行しました。各項目を入力して、添付ファイルを貼ります。
ファイル形式はここではPDFにしてみます。

登録ボタンを押したらDBを見に行ってみます。
シャケちゃんはSQLサーバを利用してるのでSSMSを見に行きます。

ちゃんと格納されています!よしよし。
添付ファイルはForguncyServer内のフォルダに格納されていますが、DBには「GUID + ファイル名 + |」で記録されてることがわかります。
管理者用アプリの実行(アプリB)
つづいてアプリBを発行。こちらのアプリではアプリAで表示されたファイルを「ダウンロード」します。

前の記事ではエラーを吐いてしまいましたが、今回はサーバー管理ポータルの設定を済ませているので…

Webブラウザの画面遷移でPDFが見られました!設定ができていることがわかります。
Excelをアップロードしてみる
ブラウザの設定にもよると思いますが、さきほどはPDF形式なのでWebブラウザで画面遷移することができました。
たとえばアプリAでExcelをアップロードし、アプリBでファイル添付セルをクリックすると。

ダウンロードフォルダに落ちました。想定通りの挙動です。
ここのリンク先はForguncyServer内のフォルダになっているのですが、たとえばストレージサービス(DropBoxやGoogleドライブ等)のURLにするとWebブラウザ上でExcelが見られたりしますね。ただサーバサイドコマンドの設定とストレージサービスの認証設定が必要になるので、複雑ではあります。
(雑談)応用技とか
今回はアプリAで登録したデータと添付ファイルを、アプリBで参照する流れを記載しました。
もうひと工夫するとしたら、たとえば添付ファイルを編集(追記や職印)してユーザに返す。などでしょうか。
その場合管理者がアプリBからメールを送る挙動を設定する方法もあるでしょうし、管理者が編集済みファイルをアップロードしてユーザがアプリA(の別画面)に参照しにいくなんて方法もあるかもしれません。
いずれの場合でも今回の設定によって、アプリBで登録したファイルはアプリAのフォルダに登録されるようになっているため、データの共有は相互関係にあります。
同じファイルを扱いたいけど同一プロジェクトファイルだと管理上都合が悪くて…なんて場合にこの設定を試してもらえると役立つかと思います!
この記事はいかがでしたか?内容を楽しんでいただけましたか?少しでもワクワクしたり、新しい発見があれば嬉しいです!わくわくした方は、ぜひわくわくボタンをクリックしてください。
シャケちゃん
ノーコード大好き
複雑なコードは書けない書かないがモットー。
ノーコード縛りでありながらも、でもかわいく見せたいしオシャレにしたいしと工夫するのが好き。
好きなコマンドは1画面で見た目が工夫できる「行列のレイアウト設定」。

