※本記事は2025年5月時点の仕様となります。お試しの際は最新の情報を参考にしてください。

実はFroguncyでも生成系AIは使えます(正確には使用することができました)。

世間的には様々な使い方が期待されているところで、

Forguncyで開発するシステムもどこかで使えるかもしれません。

最初の設定や操作方法をなんとか乗り越えられればかなり簡単に扱えます。

Forguncyならではの生成系AIのユースケースを考えていきましょう!

このページでは以下のようなことがわかります!

  • 生成系AI側のサービスの設定
  • Forguncy側の設定

このページの想定読者

  • Forguncyのアプリに生成系AIの機能を組み込んでみたい方
  • システムやForguncyの可能性をさらに広げたい方

このページの情報はV10以降で動作確認済みです。

どうやって生成系AIを組み込むのか?

Forguncyでアプリを作っている方は多くいらっしゃいますが、

生成系AIを組み込んでるアプリは少ない状況だと思います。

理由は生成系AIを使う上で乗り越えないといけないステップが大きく3つ存在します。

 ①生成系AIのサービスをシステムで利用するための設定

 ②Forguncy側のプラグイン追加

 ③Forguncyで生成系AIの呼び出し

私も初めてだったので苦戦したところがありましたが、

いざ使えるようになると広がりありそうな機能なように感じたので、

読者のみなさまにもなるべく分かりやすくお伝えできればと思います。

①生成系AI側の設定(今回はGemini)

早速Forguncyとは別のところでの作業になりますが、少しお付き合いください。

GeminiはGoogleの生成系AIでchatGPTともよく比較される有名なサービスです。

今回Geminiを利用する理由はいくつかあるのですが、

無料で始められて、簡単に使えるからというのが最大のポイントになります!

細かいことを言うと、いろいろなサービスがあるためもっと良いものがある可能性が高いことはとは承知しています。

ただ、多くの方が比較的簡単に利用できるのはGeminiなのは間違いなく練習としてはGeminiを推させていただきます。

個人的にはGeminiで慣れた後に、他のサービスにチャレンジされるのをお勧めします!

では早速設定をしていきましょう。

まず、Geminiを別の呼び出せるようにGoogleアカウント上でAPIKeyを取得する必要があります。

Googleが提供しているGoogle AI Studioというページでその設定が可能です。

画面に遷移すると確認ウインドウが出てきますので、内容を確認して問題なければ、上のチェックボックスにチェックを入れて同意します。

画面右上のAPIキーを作成ボタンをクリックします。

その後、APIキーが生成されるので、コピーをしておきます。

これでGemini側の作業は終了です。

②Forguncy側の設定

続いてForguncy側の設定です。

Forguncy側では二つ準備が必要で、

API関係とJSON関係のプラグインをインストールする必要があります。

オンラインヘルプ上から赤枠内のプラグインをダウンロードします。

Forguncyビルダーを起動し、プラグインをインストールさせると以下のようにインストールしたプラグインが表示されます。(インストール方法はマニュアルの「プラグインの追加」を参照してください)

ここまでくると準備完了となります。次回はAPIをつかって動きを確認してみましょう!

【著者】

haru

Forguncyをさらに知って、良いアプリを作っていきましょう!

Forguncyに出会った時にこんなに簡単にWEBアプリを作れるツールがあるのかと衝撃を受け、Forguncyアプリ開発のファンになりました。開発ハードル低さや生産性の高さを多くのForgncyの利用者に知ってもらうため、たくさん記事を書いていきます!

これまでサーバー周りからソフト開発まで幅広く実施してきましたが、最近では生成AIやデータ活用に関して調査をしています。良い機会なので社会的関心が高いところとForguncyを絡めた記事を書いていく予定です!