前回からの続きの記事です。
Forguncyのようなノーコードツールを導入する理由は様々あるかと思います。中でも現場の業務を改善するために導入するというケースはよくあり、内製で開発していくことに挑戦されるユーザーが多数いらっしゃると感じています。初めてシステム開発をする方からするとシステム開発の進めていくのは案外難しいもので、今回は業務フローの書き方を紹介したいと思います。

このページでは以下のことがわかります!

  • 業務フローの書き方

このページの想定読者

  • Forguncyを触り始めた人

このページの情報は2026年2月時点の情報で作成しています。

前回の振り返り

前回の記事では、システム開発の前にどんなことに困っているのかを確認することが大事だということに触れています。

業務フローを活用することで、現状の課題などが分析できるようになりますが、実際にやってみると難しかったりします。

今回の記事ではForguncyを触り始めた方向けに業務フローについて紹介していきたいと思います。

業務フローの必要性

業務フローをなんで作らないといけないのか?という方もいるかと思いますので、業務フローの必要性についても少し触れさせてもらいます。

まず、業務フローは、単なる図や手順書ではありません。システム化やDXを進めるうえで、現場の実態を正しく理解し、改善の起点をつくるためのものです。

どれだけ優れたAIやSaaSを導入しても、業務フローが整理されていなければ、現場の業務が新たなツールにより混乱してしまうかもしれません。

まず、業務フローを可視化することで、属人化・二重入力・無駄な承認といった、普段は見えにくい問題が浮き彫りになります。

また、業務フローは関係者間の共通言語として機能します。現場・関係部署・管理職が同じ図を見ながら議論することで、認識のズレが解消され、改善の方向性が揃います。

さらに、業務フローは自動化の適用範囲を判断する基準にもなります。どの業務が自動化に向いているのか、どの工程を標準化すべきか。これらは業務フローがなければ判断できません。つまり、業務フローは「どこにテクノロジーを投入すべきか」を決める羅針盤なのです。

業務そのものを再設計する取り組みの出発点となるのが業務フローであり、これを整備せず進めることは、地図なしで航海に出るようなものです。


だからこそ、業務フローの整備は“第一歩目として実施すべきこと”と言えます。

業務フローの書き方

では、いよいよ業務フローの書き方を見ていきましょう。業務フローの書き方はいくつかパターンがあるのですが、ここでは初めての方にもわかりやすいものを紹介したいと思います。

具体的にイメージするためにも新入社員が入社する際の社内の準備業務のフローを考えてみましょう。

手順は以下の通りです。

1. どんなプロセスがあるか洗い出す(業務の始まりから終わりまでの大きな流れを把握する)

  • まずはどのようなプロセスで業務が進んでいくかを見極めます
  • 今回のケースだと、新入社員の方から情報をもらう・情報を人事システムに登録する・別のシステムにも登録する・登録情報を新入社員の部署に通知するなどです
  • 大きな動きを業務フローのプロットに落とし込みます

2. 登場人物を洗い出す(どんな役割の人が関与しているのかを把握する)

  • 登場人物を洗い出すことでシステム化する際の関係者を確定できます
  • 今回でいうと人事部・システム部説いた部署の担当の方や管理者の方が関係してくれると考えられます

3. プロセスを横軸にプロットし、登場人物を縦にプロットしていく(フローのアウトラインを描く)

  • 縦軸と横軸が決まることで、業務フローを書き始められます

4. その業務で実施している内容をフロー上にプロットしていく(具体的な業務の流れを描く)

  • 詳細な内容をプロットし、線でつないでいきフローがわかるようにします
  • 関係者にヒアリングしながら内容を記載していきます

5. レビューする

  • フローができたら関係者にレビューします
  • フロー上の課題を洗い出します

業務フローのイメージ

先ほどのフローを描いてみると以下のような流れになります。

現状の業務フローを作成し、課題を洗い出せたら、いよいよシステム化も含めたフロー図に進めます。

いきなりシステムを作り始めると関係者の課題まで考慮が足りていないケースが多く、

開発の手戻りが発生し、失敗することがよくあります。

次回の記事では、業務フローを活用して作成する

具体的な将来フローの作り方を紹介していきます。

haru

Forguncyをさらに知って、良いアプリを作っていきましょう!

Forguncyに出会った時にこんなに簡単にWEBアプリを作れるツールがあるのかと衝撃を受け、Forguncyアプリ開発のファンになりました。開発ハードル低さや生産性の高さを多くのForgncyの利用者に知ってもらうため、たくさん記事を書いていきます!

これまでサーバー周りからソフト開発まで幅広く実施してきましたが、最近では生成AIやデータ活用に関して調査をしています。良い機会なので社会的関心が高いところとForguncyを絡めた記事を書いていく予定です!